深夜の暇つぶし

まだ寝たくない夜ってあるよね

学生時代を推しに捧げたオタクの就活事情

こんにちは、こんばんは。りあです。

先月末にようやく就活が終わったので、今回はそのまとめをしていこうかと思います。

どんなスケジュールでやっていたのか、どのくらい会社を受けたのか、業界は?などなど。これらを通して就活を始めた人に何かしらの刺激を与えられたら良いなと思っています。あとタイトルにもあるように私はオタクなのでなるべくオタク視点に沿った内容となっております!!それではレッツゴー!

f:id:toute_la_nuit:20190715220613p:plain(こんなキラキラ就活生になれたらよかったねぇ)

 

 

 

 

 

プロフィール

関東在住

私立文系

新卒採用狙い

専攻は国際政治学

サークルは友人を増やすために入ったお遊びサークルに所属

バイトは塾と飲食店

若手俳優オタク

 

特に超目立つ活動をしていたわけでも、功績を残したわけでもありません。

思考回路も含めて超普通の学生です。

学生時代一番頑張ったことは?とよく聞かれるのですが、

馬鹿正直に答えると「推しを追いかけること」が真っ先に出てくるくらいオタクに力入れてました。もちろん、そんなこと言えませんが・・・。

 

志望業界について

志望業界ってどんな仕事があるのかもわからんのに、どうやって選ぶんじゃ!って感じですよね。仕事の内容、給料、働く環境、会社の規模、勤務地・・・、人それぞれ一番大事に思うことは違うのでそれを見極めるためにも企業が開催する個別の説明会にはなるべく多く参加して話を聞いた方が良いと思います。情報は足で稼ぐ!!!

ちなみに私の志望業界は、

 

エンターテイメント業界、食品業界

↓5月ごろに変更

通信、人材、IT業界

 

最初はオタクが高じてこのまま楽しいことを人に広めていく仕事がしたい!とエンタメ業界を志望していましたが、なんせ倍率がエグくて難しかったし、「仕事」として大好きなものに携わることが私にとって良いのか悩んだこともあり受ける業界をガラッと変えました。人に何かを広めていく、の広める、伝えるという部分によりフォーカスしました。

 

オタクと就活の両立はできる?

オタクすることがメインの就活を圧迫してしまうと考えるか、むしろ息抜きとなるかは人それぞれですかね。私は息抜きになると思ってたのでセーブとかせず、行ける現場は行ってました!

 

スケジュール

就活と現場のまとめ!こんな感じで動いてました。現場行ったりしてるけど元々ガッツではないから参戦回数は少ないです。

 

 

3年冬 

周りの雰囲気からして、なんかやっとかなあかん?って感じだったのでワンデーのインターン5社ほど参加しました。でも、ESとか特に書かなくて良いやつだったから自己分析とか全くやってなかった。二月末から学校でやっていた学内企業説明会に足を運んだくらい。

現場数は5回、そのうち一回は関西に遠征してます。いや〜遠征最高だったな!かなり遊び呆けてましたね。

 

4年3月 説明会:17社くらい 選考:2社2回

3月の一日に日系民間企業は説明会の予約が解禁されるのですが、解禁された0時、私は居酒屋で楽しく飲んでました。解禁なぁにそれ???って感じで。とんだナメくさった態度ですが、この時間にPC張り付いて絶対に予約しなきゃ埋まっちゃう!ってわけでも案外ないです。朝普通に8時くらいに起きて見ましたが、全然余裕で予約できましたよ。

この月の現場数は4回!説明会後にリクスーで劇場に行ったこともありましたね。説明会って朝イチとか日中にやってることが多いからソワレとか普通に行けるんだよね。

エーステ秋冬大楽は現地が取れなかったから家で配信に張り付いて大号泣してました。

この後しっかりエーステロスになりました。楽しかったなぁ・・・と思いを馳せて暇があれば配信を何回も見返すくらいどハマりしました。

 

4年4月 説明会:2社 選考:6社7回 

ES通ったところの面接がちょくちょく入ってきました。特に面接の準備などせずに立ち向かっていったのですが、まぁそれは大馬鹿のやることっすよ。一次は通るけど、二次以降が通らない病にかかっていました。あとはこのころエンタメ系の会社の選考が多かったので、あまり対策のしようがないってものあったけど・・・。エンタメ系の面接ではいわゆるオーソドックスな学生時代力を入れたことは?とか、あなたの長所は?っていう質問を聞かれなかった。例えば、この商品を売り出すとき、あなたならどんな付加価値をつける?のような1を100にする思考力と発想力が問われてる感じだった。

エンタメ系は基本グループ面接だったから、面接で一緒になった子たちと選考後にご飯食べて情報交換するとかよくしたな。今思えばエンタメ系を目指す子たちは特に明るくて面白い子が多かった!

この月の現場数は1回!元々持ってるチケットが何もなくて、現場数0の予定だったけど、劇場の空気を吸わないと死にそうになったから友達の推し現場に同行した笑

 

4年5月 説明会:9社 選考:2社2回

受かってる企業がなくなりかけて焦ってたけど、焦るわりにはなんか無気力になってしまってGWは何も動けなかった。病む感じで精神がやられてたわけじゃなくて、「「無」」になってしまった。何か動かなきゃとは思うけどどうしていいかわからなくて就活の方向性を変えようかな〜と思い始めた。

5月中旬にいよいよ手持ちがなくなるってなって、友人から聞いて就活エージェントの存在を知り駆け込んだ。早く就活のプロに頼っとけばよかったなぁと思うくらい助けになったよ。ここで私の就活は転換期を迎えた。自己分析や、ESの内容を一緒に練り直して受ける業界も自分の性格や、やってきたことに合いそうな業界に変えた。4月より就活の予定が忙しくなったのはびっくり。私本気出してなかったんだってな。

 

5月の現場数は4回!エーステ秋冬をロスってるうちにもう春が来た。笑

この月は本当に現場の楽しさに救われた!エーステ春があまりにも楽しすぎて元気をたくさんもらって自分も頑張ろう!と思えた。

 

4年6月 説明会:2社 選考:5社10回

私の周りは6月の一日に就活を終えてる人が多くて、私だけがまだ就活終えてないって感じだったから、比べちゃいけないと思っても、どうしても心が苦しくなってしまった。でも、足を止めちゃいけないって思ったから踏ん張ってた。それでも本当に自分のことを受け入れてくれる企業があるのだろうかと考え込んでしまった深夜に部屋で涙が止まらなくなったこともあった。病みかけた。

持ちこたえて月末に、受けている中で一番志望度が高かった企業から内定を頂けたので就活終了!

 

この月の現場数は2回。エーステ春の大楽は現地行ったんだけど、6月2日の天王洲アイルにはたくさんのリクスー就活生がいて、そんな人たちを横目で見てやばいなぁと思いつつ銀劇へ向かった笑

まじで病みかけて涙が止まらなくなったんだけど、その時ふとエーステの咲也のセリフを思い出したの。そしたら涙がピタッと引っ込んだ。「そうだ、たかだか四ヶ月しか就活やってないじゃないか、こんなもんで折れんのか私?」って強気に思えてきて「泣いてる時間があったら次の手を考えないと」って切り替えられた。

生身の人間から発せられるセリフだからこんなに現実味と、重さを感じて私の中に染み込んできたんだなと思ってる。舞台ってやっぱいいよね!!!

 

 

 

就活総決算

就活期間

3月1日〜7月5日

説明会参加企業数

42社

総ESエントリー数

26社

ES、適性検査落ち

12社

最終選考まで残った数

2社

内定

1社

選考辞退

2社

 

書き出してみると案外少なかったことに驚いてます。笑

 

 

これから就活をするオタクの皆さんへ

 

1、説明会はイベント現場だ!!!

積極的に説明会という名のイベント現場に足を運んで 推し企業の情報を稼ぎましょう。推し企業じゃなくても、推しになる可能性があるのでここは怠らないようにね。

スーツで出かけるのはめんどくさいけど、説明会を日中に予約すればその後

ソワレ行けるから!推し現場も入れちゃおう!!!

 

2、基本的な部分の準備は早めにな!!!

以前のエントリーでも書いたのですが、大体の企業で聞かれるオーソドックスな質問は早めに固まってれば固まってるほどいいです。そこからブラッシュアップされていくので、早めに固まってればどんどんクオリティが上がるのみです。

文章書くのはオタクにとっては比較的簡単なんじゃないでしょうか。なんでかは言わないけど。 

 

3、オタクを武器にしよう!!

オタクしてることを前面に押し出した自己PRとかは流石に書けませんでしたが、自己PRにつながるエピソードとしてオタ活のことも実は話していました。

オタクって現場ではじめましてから友達になったり、ふっかるで遠征行ったり、ツイッター上で顔の見えない相手とよく取引したりするじゃないですか。

これって結構すごいことだと思います。オタクのコミュ力と、同担、他担との距離の取り方ってまじで絶妙で、社会で様々な人と生きる上でのテクニックになりうると思ってます。

私の場合は、「人と楽しいことを共有するのが好きなので趣味を通して人間関係を広げていました、幅広い年代の友人がいます。なので人付き合いに自信があります。etc・・・」と面接で言うと結構ウケがよかったです。

 

4、推しから元気をたくさんもらおう!!!!

就活の時期って、同級生と集まっても100パーの確率で「大変だよね・・・、、あぁ頑張ろう・・・・。」って感じで話が終わります。慰めにはなっても、元気はあんまり出ないです。全く別のコミュニティとか、物からパワーをもらうことってすごく大事です。オタクには推しと言う確固たる元気の源があるのがめちゃめちゃいい点だと思います。

推しのブロマ眺めてうっとりしたり、推しの現場入ったり、推しの写真集を見てニヤニヤしたりとちょっとした事でも推しの顔見て和んでました。

 

これはここ最近で一番二次元に興奮して脳内が元気になったやつ。つ、月岡〜〜〜!!(セリフはネタバレ防止のために編集してあります)

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最後に

就活は個人のことだけど、完全に個人でやるもんではないです。沢山の人に話を聞いたり、聞いてもらったりして自分が仕事をする意味をじっくり考えていってください。その考え抜いた思いを話す機会が面接であり、内定を頂けた企業は自分の思いに共感してくれた企業なんだと思います。自分にとって何が大事なのか、何をしたいのかって人との会話の中で見えてくることが多いと私は就活をしていて思いました。

親、就活を終えた先輩、説明会に来ていた社員、面接官、OBOG訪問、就活エージェントの人、学校のキャリセンの人、友達、たくさん選択肢はあるのでハードル低い親とか友人から働くことについて一緒に考えてみるといいかもです。

 

完全に私の就活体験記なので参考になるかはわかりませんがフゥーンって感じで見てくれると嬉しいです!ちなみに、3年秋冬の時は、はてぶろでオタクの就活事情の記事を見るのが趣味でした。笑 

そのこともあり、就活まとめ記事を書くのが一つの野望でした。

野望叶ったり!!てことで、私はこれからチケット代を稼ぐためにアルバイターになります!!!!!

 

それではまた!!