深夜の暇つぶし

まだ寝たくない夜ってあるよね

しっかり鬼滅ムーブに乗って爆泣きした話

こんにちは、こんばんは。

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は最近、鬼滅の刃の映画を見てきました。しかも、友人のありがたい誘いにより舞台挨拶付き上映回へ。日比谷に行ってまいりました。

 

 アニメは全て見ていたけど、ガチの鬼滅オタクではないです。そんな私がなぜエントリで感想を残そうと思うに至ったか、それはあまりにも心に刺さった一言があったからです。

 

終盤、煉獄さんが旅立ったあと涙を流す炭治郎と善逸に向かって伊之助が言った言葉です。

「信じると言われたならそれに応えるしかない、どんなに惨めでも恥ずかしくても生きてかなきゃならねえんだぞ!」って同じく涙しながら訴える伊之助の言葉が真っ直ぐに心に刺さりました。

この前に煉獄さんが「心を燃やせ、歯を食いしばって生きてゆけ。君が足を止めても時間の流れは止まってくれない、寄り添って悲しんでははくれない。」と炭治郎に伝えた言葉と合わせて響いた。

 

コロナで世界が一転したように変化した社会で生きていくことにエールをもらったようでした。

 

元々話が面白いし、美麗なアニメ絵と音楽、どれもマッチしていてヒットしないわけがないという状態でしたが幸か不幸かこのご時世で公開されたという理由も社会現象になっている理由の一つにあるんじゃないかな、と思いました。

 

舞台挨拶のキャストさんのお話もとてもよかったです。司会の人がする質問がオタクの聞きたいことって感じでいいね!!!ってなりました笑

どんな気持ちで収録に臨んだのか、どんな人物像と解釈しているのか、皆さんのお話を聞いて漫画を買って全部読もうと決意しましたね。

 

最近プライベートで悲しいことがあったのも影響か、推し活に対するモチベも下がってて尚且つ仕事も立て込んでって感じでメンタルが最悪だったのですが、映画を見てなんとか踏ん張って生きてこうと思えました。

何もモチベが湧かずベットで虚無を感じる週末をしばらく過ごしてたけど、何か楽しいって思えるものを探していかないとなぁ。

それではまた! 

 

 

 

ヒプノシスマイク 『-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-

こんにちは、こんばんは。

噂のヒプステに推しが参戦卍卍卍

ってことで見てきましたので感想を!

 

最初に配信で見てそのあと現地で見ました。

今回、実は配信だけでいいかな〜と思ってたのですが*1いざ配信を見たらOPの途中で当日券について調べてた私がいた。笑

 

本編は舞台というよりショーを見ている気分になりました。

演技パートの中に曲が入ったりすることが多いと、どっちかはっきりしてくれや!と思ってしまいがちなんですが、ヒプステはなんというか・・・曲中のパフォーマンスが凄すぎてエンタメショーだ!!という気持ちになったので大丈夫でした(?)

電子パネル豪華に使い倒したり、ダンサーがセグウェイに乗って出てきちゃって腰抜かすかと思ったよ。

 

そんなこんなで無事現地入りを果たしたのですが、やっぱりOPを爆音で浴びたところで既に満足しました。堂々、一点突破の部分、心の盛り上がりがヤバイ。

話の流れとしてはそこまで詳しく知らない私*2でも理解できたので初心者にも優しかったです。

 

個人的にすっげ〜〜と感動したのはキャラクターの再現度の高さです。

もちろん他の2.5次元作品もクオリティが高いもの多いですが、その中でも群を抜いてるんじゃないか???

オオサカもナゴヤも一人一人が本物。仕草もそうだし、声まで本物。空却くんの声とかどっから出してんの???葉山くんがライブで歌ってた時も同じこと思ったけど、ステ空却くんもすごいと思う。

ゴヤは特に歌の圧が凄すぎて脳がキマッてしまう。キャラが濃いし、顔面の圧もすごい(褒めてる)やっぱり空却くんの表情作りとか全部が全部本物すぎてすごくない???

 

オオサカは簓の再現度にビビり倒した、本当にこの人伊達じゃないって思いました。

ずっと薄目で演技してたけど、大体何歩行けばこの位置になるかわかるって言ってたし板の上を掌握してました。

立ち姿、歩く姿、一つ一つが彼を白膠木簓たらしめるものになってた。

頑張りました!!って珍しく言ってたし、本当に役作りを頑張って、演じることがとても楽しかったんだなというのが伝わってきてオタクはニコニコになりました!!!

現地行っといてよかった〜と思った現場でした。

 

多分、またいつか全ディビジョンでラップバトル(ライブ)するんだろうな、と思ったのでその時には思っきし声出したいな〜!!!!track1のコーレス楽しそうだった!

 

それではまた!!

 

*1:エーライ通ったら財布が寒くなった

*2:原作はTwitterで流れてくる情報を集めた程度の知識しかない

季節は巡る、MANKAI STAGE 『A3!』〜Four Seasons LIVE 2020〜

Four Seasons LIVE 2020 

 

こんにちは、こんばんは。エーライに行ってきたわけですがあまりにも色々な思いがありすぎて「さてなにから語ろうか、」状態です。

まずはとにかく無事開催おめでとうございます。いつ中止になってもおかしくないこの状況で稽古から本番まで駆け抜けてくださった関係者の方々に感謝です!

今回はライブ1部、2部に分けて感想を書き綴り、あとはシャッフル稽古の4演目についてそれぞれ感想を書いていこうかなと思います🎶

カンパニー箱推しすぎて愛が止まらないです。

 

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ガーデンシアターの入場口にキービジュ並んでるのが良き

 

 

1部 

OP

オープニングのダンスから痺れましたね!特に秋!!カッコよすぎです!どの組も良いのは当たり前なんですが、秋の入りのメロディーとダンスが脳裏に焼き付いて離れません。

 

MANKAI STAGE!

リーダーズ4人の大切に噛み締めるような「咲きたい」から始まり20人揃ってのMANKAI STAGE!は壮観でした。全員がこの曲を歌う瞬間を迎えられてよかったです。しかも、何人か歌詞変わってましたよね…?ちゃんと今のキャラの心情になってた。私が気がついたのは至さんと十座の歌詞、

至さん「心から熱くなる思いがオレにもあるかな」→「心から熱くなる思いに気づかせてくれた」

十座「不器用で乾いた心を変えたいんだ」→「不器用で乾いた心を変えてくんだ」

2人とも不確かだった気持ちが季節を巡り、確信に変わった歌詞になってました。MANKAI SELECTIONのアルバムでも2人の歌詞は以前のやつだったので、ライブ限定で変わったのかな?なんだか一緒に時を過ごしてきた感じがわかっていいよね、こういうの弱いのよオタク。

 

13月は君の夢

めっちゃいい曲!本当はコーレスめちゃめちゃしたかったし、振り付けも恐らくあったんだろうなぁと思うような感じでしたが、役者たちがみんな盛り上げてくれたので声が出せなくても楽しかったです。僕らの隣には君がいる、ってあ〜〜もう最高!まだまだ物語の途中なので私は拍手を送り続けます。

 

寸劇①

1部は一成が作ったカンパニーのアルバムを見て振り返ろう!という流れでライブが進んでいきました。このアルバムって冬単で出てきたやつですよね…?私はこの演出に舌を巻いてしまいました。

アルバムが冬単で出てきたとき、それをもっとよく見せてくれ!!!!!って私は双眼鏡でガン見してたのですがまさかライブに繋がってこんなじっっっくり見せてくれるなんて………。素晴らしすぎる演出に胸が熱くなりました。

そして振り返りは春夏、秋冬公演から2曲づつ。ただ同じ曲をもう一度やるだけでなくて間のセリフは時間軸が進んだセリフに変わってたのでセリフも演出ももう一度考えて直してくれたんだって感動しました。

 

GOD座パート

ルシファー衣装の秋冬ブルスマ凱旋verが主軸メロディーですが、すっかりアレンジされててもはや別物。GOD座ってこういうコンセプトなのかって改めて理解できました。圧巻でしたが、もはやギャグか?ってなるくらいの聞こえの良い言葉の羅列に笑ってしまいました笑

なぜ、ファビュラスだけカタカナだったのか。

寸劇②

マンパニ全員の集合写真を撮ったある日のこと、という寸劇で2バージョンありましたがどっちも面白かったですね笑

綴パネルが進化して再来したのも、丞の怪談もギャグすぎて楽しすぎた。マンパニの日常ってあんなに騒がしくて楽しいのかって愛おしくなりました。

 

単独公演からの選曲

ザ・クードがまた見れたのと、紙飛行機に円のアンサーパートが入ってたのがエモすぎて泣きました。円役のうさたくは歌うますぎる。

あと冬組の僕らの距離ね、この曲本当に大好きなんですが、何が好きかって紬の優しい歌声ですよ。荒牧さんが本当に歌が上手くなったというのと、紬の優しい声のまま包み込むように歌ってくれるのが心地好くて大好きです。

友人もこの紬の歌声を大絶賛してくれてて私は嬉しいです。他にもこの曲オキニって方いませんか??いますよね。

 

寸劇③

咲也、お願いだから泣かないでくれ。カントクも爆泣してしまったよ。あとルーキーズ来るんか??左京さん言うたな??お願いだからステ2部の情報解禁を公式にしてくれないだろうか?

 

換気タイムという名の天パヤンキー漫才

ただの換気タイムにしない!それがエーステ!!!!これも2パターンとも面白かった笑

セッキョーとかダブルマックスとか過去のやつ出てくるとオタクは沸いちゃう。しかもダブルマックスとか非公式だよ!?!(迫田にも言われてた)オタクはパニックパニックプチパニック!って感じでした。

あとやっぱGOD座はネタ枠なんじゃねーか??愉快すぎて好きになっちゃうよなこんなん!

 

 

2部

ブランニュー

ライブ衣装で再登場、ブランニューからのスタート!「新しい季節に今名前をつけるなら君がいい」っていう歌詞が本当に天才だと思うのですが皆さんどう思いますか?

 ブランニューが歌い終わったら紬が出てきて各組の歌パートなるんですが、このセトリがもう最高だね!!!なぜ冬から始まるんだ?と初日思ってたのですが、他のカントクさんのツイートを見てなるほど!ってなりました。

エーステ製作陣はなんでこんな天才しかいないんだ?最高だな。

 

各組テーマソング

どの組もパフォーマンスが最高なのは当たり前なのですが、中でもエッッッモ!ってなった演出が春の「家族みたいに笑えるから」っていう振り付けと、夏の円になるダンスのとこでみんなで掛け声してるところ、秋のエモーショナル爆発のアツイ歌声とダンスあと衣装が胸元空いてるとこ、冬の「もう一度転がしてゆこう、その先で描いてゆこう」の振り付けと大楽で抜かれた誉さんの「天使のような笑顔を」ですね。天使でしたね。

 特に夏の掛け声はあれキャスト陣のアイディアなんじゃないかな〜と勝手に思ってるんですがどうなんでしょう。キャスト陣が特に仲の良い組だしありえるかなと。各キャストの振り返り配信とかでぜひ裏話聞きたいです。

 組が変わる時にバトンタッチする時もみんなそれぞれ可愛すぎて本当に目が足りない。冬から春に切り替わるとき、紬が桜の花びらをキャッチしてるのも、テンアテを一緒に踊る秋組もそのあと天馬とグータッチしてる万里も一瞬一瞬が尊い時間でした。

 

スペシャルメドレー!!

最後怒涛の盛り上がりパート!楽しすぎてワキワキが止まらんでしたね!!!!!ヤクザの常識で東さんのパートが残ったのが嬉しかったです、もう漢全開であれを聞くのが毎日楽しかった笑

秋単ですっかり気に入ったヤクザの常識がもう一回聞けてテンションマックス上がりした。

さんかくファンタジーではカンパニー全員出てきて、しかも雄三さんの音源も入ってて心が暖かくなりました。

 

ブルスマ

ラストは安定の。冬単ではできなかったので今回一緒に振り付けできてよかった!

前後左右空いてて結構ゆとりある空間だったので快適でしたし、実際周りの方が踊ってても全然ソーシャルディスタンスが気になる距離にならなかったので鑑賞環境は大変ありがたかったです。

ここも目が足りない事件起きちゃってましたが、目をかっぴらいて色んな人を見てほのぼのしてました。かわいいね〜みんな〜〜

 

アンコールでショーマス

ラスサビでステージ中央に全員集まって歌うのですが、眼前に推ししかいねぇって感じで幸せ空間でした。咲也があまりにもリダズから愛されてて幸せで泣いた。

 

劇中劇

 ロミオとジュリアス

紬がジュリアスだよ〜〜〜〜うお〜〜〜!!似合うに決まってんジャーーン!しかも太一となんて原作3部を感じさせる配役ゥゥ(関係ないと思うけど)あと東さんの神父から色気が半端なく漏れていたのですが、仮死薬を2人に渡して口止めするときセクシーすぎてびっくりしました。

心の声パートはありませんでしたが心の歌パートの歌詞が春夏とは変わってましたね。同じものではなくて前回と変えてくるっていうの心臓に悪いです。大好物ですが。ずっとこのカンパニーにいたい、って歌詞に変わってましたね。それは頼むから居てくれ。

 

Water me!

春単漫才コンビ2組とうえちゃんという面白くないわけがないメンバーでしたが、期待を遥かに上回った面白さでした。あとビックリしたのはビジュアル。アリババとシェヘラザードのビジュアルが良すぎて初回は見終わったあとうわ言のように顔がいい…顔がいい…と呟いてました。アリバ万里さ、あれワクワクザフラ紀行のSSRの顔面してなかった??出てきた瞬間ザフラのSSR万里やんけ!!!!って思ってしまいました。ステショ絶対出て???買うから。

どの回も面白かったのですが、やっぱ一番は大楽じゃないですかね。起爆剤のシトロンが王様を組長とか言い出すから急に任侠千夜一夜物語が始まった笑

あのメンバーだから生み出されたし、最後まで成立したお芝居だった。中毒性がありすぎる演目でした。

 

なんて素敵にピカレスク

本田プロ〜〜〜〜〜〜〜〜ありがて〜〜〜ありがてえよおおおおって気持ちで見てました。秋冬のピカレスクの最初の登場シーンが大好きで、あそこは何百回でも沸ける瞬間ランキングに入ってるくらいなんですが、今回の1人づつライティングもカッコ良すぎて腰抜けました。ダンスもかっこいいし、演技も最高すぎる……うう…

特に幸ちゃんが演じるベンジャミンに私は胸打たれました!あれは幸ちゃんにしか出来ないベンジャミンだったなと。セリフの語尾が太一の役作りとは違くて強めだったところとか、頭突きをお見舞いしてしまうところとか、ルチアーノのランスキーを見る強気な目とか身体が弱くても自分がベッドから出ることを決して諦めていないベンジャミンに見えました。それは負けず嫌いで勝気な幸ちゃんだから出来る役作りだと思いました。

こういう発見があるから舞台ってやめられないよね!って改めてワクワクした瞬間でした。

 

天使を哀れむ歌

むっくんと十座の従兄弟コンビで主演、準主演っていうのにまずジーンときた。主にこれはミカエルの役作りの違いについて書いていきます。

紬のミカエルは人間に恋をしてまさに盲目になってる状態だと思っています。何がなんでも自分が好きになった人を守りたいという芯が見える。だから、最後のラファエルとの2人のシーンでもとても穏やかな顔ですでに覚悟が決まった一定のトーンで返事をする。彼女に対して一生懸命でそこに強い意志を感じられるから力強く、でも柔らかいという細かい心情の揺れを表すのは繊細な紬にしかできないミカエルでした。当時は周囲の友人天使達がミカエルを憐んだ「天使を憐む歌」という演目だと思いました。

 一方でむっくんのミカエルはみんなに対してとても慈愛に溢れたミカエルだった。ラファエルとの2人のシーンではもう二度と天界には帰って来れないことに少し悲しさや怖さもあるんじゃないか、という迷いも「うん」に込められていたんじゃないかと思った。さらに印象的だったのはラファエルに対して跪いて感謝を述べるところでした。このやりとりを見て、この「天使を憐む歌」はミカエルが自分自身と置いてけぼりにする友人達両方を憐むというような意味合いでも取れると思いました。

自分が一番大切にしたいことは彼女の幸せだけど、自分のことを大切にしてくれていたラファエルやウリエルのことも考えるとっても周囲のことを大切にするむっくんらしいミカエルだと思いました。

私の妄想が多すぎる解釈かもしれませんが、同じ演目でもこんなに違うのか!と一番感動しました。

 

自分語りタイム

私がエーステに出会って劇場に足を運び出したのは秋冬からでした。以前も書いたけど、春夏の時はアプリも放置しちゃってA3!熱は正直冷めてた。でも秋冬に推しが出るってなって急いでまたアプリも復帰して読み直したり、2部を開けているうちに莇くんという新しい推しに出会ったりとまた私のオタク人生が広がっていきました。

そして秋冬の幕開け、あまりの面白さに私はあの時何度でもこの舞台が見たい、という気持ちに本気でなりました。チケ取りが本当に難しくて嫌になる時なんて数え切れないくらいあったけど、それを乗り越えられたら心から幸せな気持ちになれる作品が待っていると思うと頑張れました。入れた日は毎回違うところで感動したり、新しい発見があったりと一度ととして同じ舞台はない、という感覚を改めて実感した秋冬公演でした。

 

そして始まる単独公演。

良き出会いに恵まれ、就活中の心の支えになった春組単独

あまりの楽しさと感動に急遽長岡まで飛んだ夏組単独

色んな人と連番して、最後はコロナに怯えながら駆け抜けた秋組単独

一度全てが白紙になり病みかけながら再度挑み掴んだ冬組単独

 

エーステがあったから頑張れたとか、連番も遠征も楽しかったなぁとか私にも単独ごとに深い思い入れがあります。エーステの曲のテーマは「繋がり」らしいのですが*1、一緒に季節を巡ってきた思い出が繋がりを意識した曲だけでなく演出によって一層際立って、あまりにもエモくなってしまいました。改めてエーステがキャストや関係者含めた製作陣に愛されていることを感じたし、作り手に深く愛される作品に出会えてよかったと思いました。

 

エーライ期間中、毎日が楽しくて楽しくて夢のような時間でした。しばらくロス引きずると思いますが、季節が巡ったということはまた新しい季節がやってくるということです。仮に2部がステに来るとしたら、今度はマジの推しキャラが来るので色々備とかなければならないですね。楽しかった思い出を胸に明日からまた頑張る糧にしていきます。

 

冬単独の感想ブログと同様鬼長くなりました。笑

それではまた!

 

*1:エーステの楽曲を手がけるYuさんがTwitterで仰ってました

祈りを込めて、MANKAI STAGE 『A3!』〜WINTER 2020.8〜

MANKAI STAGE 『A3!』〜WINTER 2020.8〜

こんにちは、こんばんは。

まずは、エーステ冬単独11公演本当にお疲れ様でした!千秋楽を迎えられてよかったです。 

どんな言葉を使えば自分の気持ちがまとまるかわからないくらい、色んな気持ちが溢れて止まりません…!

まるで出演した俳優かのように想いを綴り、

感想という名のポエムをせっせか書いていこうと思います。

 

 

 

OP 

 

冬組のブランニューはとても綺麗なメロディーでしたね〜!

キラキラ粉雪が舞うかのような入り出しでした。

春単独でこの曲の虜になってから、夏秋とオープニングで既にエモさが高まって泣いてしまうほど涙腺よわよわになったのですが、冬単独も予想通り涙が止まりませんでした。

 特にこんな状況じゃあね、泣くに決まってるじゃんかね。

初日は配信で画面越しではありましたが、ブランニューで「私は今エーステ冬単独を見ている…」という実感が湧きました。幕が開いた嬉しさと、これから演目が始まるという楽しみで心が暖かくて涙がこぼれました。

大好きって気持ちがすでにここでカンストした。

 今回の歌詞もまた本当に良くて、コロナ禍のことを指しているのかな?と思うような歌詞もあったりと傷付きまくったオタクの心を癒してくれましたね。

 あと、個人的大好きな歌詞は「星の降りそうな夜、相合傘をしよう」です。相合傘を!?!?!!しよう!?!!?なぁにそれかわいい!!!星の降りそうな夜って何よ!!!!ロマンチック!!!なにそれ!!!! 

ちょっとロマンチックで大人っぽくもありつつ、日常の小さな幸せを大切にする人たちナンバーワンみたいな冬組にその歌詞歌わせるの天才じゃない!?!?

 あとね、あとね、

「トラブルさえ味方に楽しさに変えていく」っていう歌詞の時、みんなのダンスがすっごくかわいいから見てほしい…!!クルクルって指を回してパッと手を開く振り付けがかわいい…!!かわいいの!!!

しょっぱなから心の叫びが止まらないオタクでした。

1幕『主人はミステリにご執心』

誉さんの脚が長すぎて終始脚に目がいく回でした。嘘です、それ以外にもちゃんと見てました。笑

 こんなにコメディになるか!ってなるくらい前半は畳み掛けるパロディギャグの嵐でしたね。あらゆる探偵ものの作品が出てきたけどあれはギリギリセーフなのだろうか。笑そもそもシトロン、綴、一成っていう名前の並びだけで絶対面白いだろって思ってたけどやっぱり面白かった。

 でも、後半はリプライズの演出が光ってサイコ〜〜〜〜〜に気持ちを高められました。

真心ルーペで人の感情を読んでいた旗揚げ公演の時とは違い、なんとか自分で感情を理解しようとする誉さんはとても不器用だけど真っ直ぐな人なんだなと、改めて思わされました。 

誉の思考は理解不能〜🎶(トンチキソング再来の瞬間)って歌われてましたが、詞を愛してやまない気持ちにまっすぐなだけでその姿勢自体は演劇バカって言われてる紬と丞となんら変わりはないですよね。(たしかに理解不能な部分もあるけど)

ポエム〜なんて耳慣れない言葉だから変人扱いされるかもしれないけど、飯より芝居だろとか言っちゃう丞もよく考えたら十分変人だよな。笑

紬と密の言葉で自分なりにきちんと他人の感情を理解した誉さんが幸せそうだったので誉さんよかったね、と思わず微笑まずにはいられませんでした。涼星くんとても素晴らしい演技でした。ありがとう。あと千秋楽はちょっとお芝居変えたよね?そんなとこもグッときちゃった。

 そして準主演の密。

うえちゃん談ですが密は主演を立てるアプローチ方法として、自ら積極的にいくのは役作りとして違う、と考えたらしく「目」で芝居をすることを意識したそうです。

監督に懐中時計について相談をしている時の表情や「先に言って直らなかったらアリスが悲しむと思ったから…」の部分がとても印象に残ったのですが、意識されていたと知ってさすがだなぁと感服しました。

 旗揚げ公演の時に記憶を取り戻しかけた時の目の演技がスッッゴいなぁと思ってたのですがあの時の私間違ってなかったな、と自画自賛しました。 

劇中劇

誉さんの脚がなげ〜〜〜〜〜〜〜!?!!!ってわかってても三度見くらいしました。あの服やばくない?脚の長さが際立つ。

 ミステリは紬のゲス演技に期待してたんだけど、見事にやり切ってくれましたね安心と信頼の荒牧さん!

あともう一つ荒牧さんの演技に関して感動したシーンがありました。初演で志木による取り調べシーンの時、相馬が貧乏ゆすりをしてたのね、でも別の日配信で見たときはやらなかったのさ。だから、これアドリブなんだ〜!荒牧さんさすが〜って思ってたのよ。

 でもね、これ、劇中劇前の稽古場シーンで紬と丞がセリフなしで演技プランを話し合ってるところがあって、その最中に紬が貧乏ゆすりのアクションをして「これどう?」みたいなやりとりをしてるんだよね。

 だから、あれは紬の演技プランによるアドリブであり月岡紬が演じる相馬京一が「いる」って思ってブワァァっと鳥肌が立った。旗揚げの時も同じこと思った記憶があるけど改めてこの人すごいって思った。

 基本的に総じてみんな良すぎたから細かいところとかあげたら本当にキリない。永遠に語れる気がする。

  うえちゃんは劇中劇の役から密に切り替わるの本当にすごい…御影密は植田圭輔だからこそできる役だよ…と心底思ってしまったもんな…。

2幕『真夜中の住人』

 真夜中の住人がついに世に放たれてしまう!?!!どうしよう!?!という気持ちになってました。

 総評:最高の一言

 冬組の微妙な距離感に悩む紬でしたが、皆大人が故にイマイチ踏み込むことができない。見てる私にとっても一番リアルで共感できる話でした。

 春夏秋組は人の心に真っ直ぐにぶつかっていける純粋100%みたいな人がいて、その人を歯車にまとまっていく感じだなと思っています。その姿が眩しくて尊くていいなぁと私は心が暖まるわけですが、冬組はちょっと系統が違うよね。

 特に今回、一番冬組っぽいなぁと思ったセリフは「それとなく東さんに話してもらえればいいんだけど…」という紬のセリフでした。

 「それとなく」うまい具合に事が運んで、穏便にすめばいいなぁという事なかれ主義がなんとなくあったのではないでしょうか。

 でもそんな紬を背中を押してくれたのは単独を終えたカンパニーの仲間たち。

特に一成がキーマンになってたのはにぼしで同じような経験をしたからだったのかな。

紬に声をかける前とかけた時に猫の手を作っていたのにグッときてしまいました。そういうところだよエーステ…。

宮崎湧くんが思わずそのシーンで泣いてしまったという話を聞いて、マンパニが繋いできた歴史とバトンが確かにそこにあってそれは中の役者さんにとっても大事だった時間なんだと考えるとエモくて仕方ない。

 

みんなで一歩を踏み出した冬組が行き着いた先は「運命共同体」というチームのあり方。

確かに他の組よりチームとしてまとまるのは遅かったですが、板の上には暖かく互いに寄り添うような優しい空気を纏う5人がいました。

 そういえば、また紬の話になっちゃうけど

秋冬の時より荒牧さんの中に紬の笑顔が馴染んでいたように感じました。

旗揚げの時は過去に囚われて頼りなかった部分っていうのが多く、ぎこちなさもありましたがそれを克服した月岡紬という役者を今回見事に体現していたと思います。

 フッと笑う顔がとても自然で柔らかくて、でも芯があって凛とした姿に成長したね…と感動しました。あ"〜〜〜生きててよかったな"〜〜〜〜

 

劇中劇

こんなん良作に決まってるじゃんね!!!タイトルの演出がまず天才すぎて身震いしたよね。

中でもほんっっっとにかんちゃんの玲央が解釈ど一致すぎて真夜中の住人が劇中劇の中で指折りの大好きな演目になりました。浩太を見つめる玲央の顔やソファーで君の血が飲みたいというシーン、本当に表情一つ一つが芸術作品だった。

 あと何がすごいって、稽古シーンの演技と本番の演技がちゃんと違うんだよね。ちゃんと解釈を深めた雪白東が演じる九頭玲央だった。特に「おやすみ、いい夢を」のところ。

丞の演技も旗揚げの時はずーーっとピリピリしてたから今回の気が抜けた明るい役で新しい役どころええやん!と冬組の良さを改めて感じた。

 エーステにおける真夜中の住人は浩太と玲央の中には決定的な壁があり、お互い惹かれるのに一緒に居続けることはできない悲しさというものが全面に押し出されていると解釈しました。

アプリの公演ストーリーだと浩太の「馬鹿野郎」には希望の意味が込められているという終わりでしたが、北園さん演じる浩太からは置いてかれた悲しみというのが強く感じられた。

それは前楽までの演技も、大楽のセリフが追加された演技もどちらも同じ印象。

 

私は今回の雰囲気も好きでした。

だって真夜中の住人という演目が冬組だからこそ出来る演目だし、中の人たちが彼らだからこそできる解釈、演目だから。きっと他のメンバーじゃこの雰囲気は生まれなかったと思う。あとは正体のアレンジが好きすぎて毎回鳥肌立ってました。冬単独ができてよかったなぁ〜

 そして最後の海のシーン。

鈍感で不器用な丞全開って感じで初めて丞に愛おしさを感じました。笑

東さんが「丞はかわいいね」っていう意味がオタクにもよぉぉくわかったよおお!!!そしてエンジェルスノーへ繋がる最後の演出も天才すぎたね、あのイントロどこか物悲しいけど心にポッとあったかさを灯してくれる。

 紬が真ん中であまりにも幸せそうに笑うから私は泣いちゃうんだ、、、、、

いいなぁエーステって、、、、。

 ということで終幕。

ED

ブルスマのことを語る前に一言言わせて、サポート組あなたたち最高だったよ!!!!冬組だけだとやっぱり大人しさがあるんだけど、サポート入ったメンツがなんせお笑い集団だから愉快ですごくいいメリハリがあったと思います。臣くんのカメラ越しに冬組のことを見つめ直すのもなんて素敵な発想だ!?と思いました。まさに「ファインダー越しの絆」!

全く亀田さんも松崎さんも天才すぎるんだよな、、、、。

 ブルスマは現地だとコーレスも振り付けも出来ないのが悔しいところでしたが、配信で見る時は騒ぎまくり踊りまくってました。

 そして素敵なフォーシーズンのアレンジがありましたね、、、、春夏秋冬ちゃんとバトン繋がったなぁって実感した。あと、あそこの冬パートは

「エンジェルスノー❄️今日が特別な日に変わるように歌うよ」

っていう歌詞なんだけどあまりに良すぎないか????ありがとう君らの歌で今日この日は一生忘れない最高の思い出になるよ(ここまでひと息)って思ったもんね。to bloom...が歌われなかったのが心残りではあるけどまたどこかで歌ってください、、、。

 そして秋単独の凱旋公演に続きショーマスも!!

初日と千秋楽は紬が「すべての演劇とエンターテインメントに祈りを込めてこの曲を捧げます。The Show Must Go On!」

 という口上を入れてくれたんだけど、もちろん泣いたよね。

 カテコでは初日に紬が「この舞台は色んな方の想いが本当にたくさん詰まって出来ています。」という言葉を言っていたのが頭に残ってます。私的にはこの言葉が紬というよりか荒牧さん自身の口から語られているような印象だった。幕が開いて一つの作品をお客さんに届けられたことにひとまず安心しているようにも見えました。あ、荒牧さんのこういう姿珍しいかも、と思ったくらいです。(オタクの勝手な主観)

 でもそれくらいの不安やプレッシャーはあったと思います。11公演走り抜けてくれたこと本当に感謝です。

最後に

今回の公演を行うにあたり本当にいろいろなことがイレギュラーで進んだと思います。

役者陣の稽古も通常とは違う形で行われたとうえちゃんが言ってたし、スタッフさんも対策で費用もかかるなか、さまざまな試行錯誤をしてくださった。

そして観客側もチケットを一度すべて手放してより厳しい状況下でのチケ取りをした。行きたい人全員が現地に行けたわけじゃなかった。辛くて大変な思いをした時間がたくさんたくさんあった。

 でもそんな難題も乗り越えてくれるし、色んな思いをすべて背負って作品にぶつけてくれてる役者が揃っていたことが本当に本当にありがたかったです。

 大楽後にうえちゃんのこのツイート見て電車の中で泣いたもんな。

 

 

  いつ千秋楽になるかわからない中で無事走り抜けてくれたカンパニー一同に本当に拍手!そして現場が次々と消えていく中耐え続けたオタクたちにも拍手!!まじで長くなったけど、つまるところエーステへの愛が溢れて止まらんってこと!!

 次はライブ!まだまだどうなるかわからないけど、楽しむ気合いだけは十分!!よっしゃ!!!!!!!

 いい加減この辺で終わります。それじゃまた!

 

 

チケプラに翻弄されている夏

こんにちは、こんばんは。 

今回は冬単のチケプラトレードで私がやらかした話をしていきます。

教訓編です。あ、ちなみに冬単は未だにチケットが手元にありません(どうして?)

 

まだ諦めないとして本題へ。私がやらかしたのは2点あります。 一つはプレミアム会員について二つ目は申し込みについてです。

一つ目からいきましょう。

 チケプラトレードは一時的でもプレミアム会員になれば当選率が結構違うという情報をもらったのでプレミアム会員になったんですね、ここで、事件が。

プレミアム会員の仕組みをよく調べていなかったが故に大事故を起こしました。

本来は、プレミアム会員になったあとに該当のチケットを申し込まないと当選率アップの対象にはならないんです。でも私は、全て申し込み終えた後に思い出したかのようにプレミアム会員になり、再申し込みを行わなかった。

後から入ってもアカウント自体プレミアムで扱われるから適応されるだろって謎の思い込みをしていたんですね😭

こうやって一番リセール枚数が多かった最初の大チャンスをみすみす逃したわけです。

 それに、よく見たらプレミアム会員の案内ページにちゃんと注意書きとして書いてあったんですよね〜〜あ〜バカ。これがやらかしその一です。

 

二つ目は先行違いのチケットの申し込みに関してです。チケットの先行が違うと種類の違うチケットとして扱われるので、抽選開始日がそれぞれ違います。そして、その違う種類のチケットは出てきたタイミングから再度申し込みしないと抽選の対象にならない!!

 

 なんと!!!!!!!私はこれで二度の大チャンスを逃しました。

 

 最速以外に2回、プレイガイド先行、一般先行のチケットが出てくるタイミングがあったのに、一度申し込めば全てに適応されるのかと思った私はそんなことつゆ知らずに放置してたわけです。当落を気にしすぎてノイローゼになるとか思ってましたが、それに気がついた後はあまりにも自分にがっかりして呆れかえりました😫

一枚もチケットが当たらずコロナで中止にならなきゃ見れたのにっていう思いもあって、苦しくて辛くて正直いっぱいいっぱいになってました…。

チケットが当たってこれは夢じゃないと夢の中で確認している夢を見るほど、チケ戦にうなされてたのですがやることやってから苦しめって感じでしたね。なんにせよこれでチケプラに関しては痛い目を見たので次への教訓になりました。

おさらいしましょ、 

①プレミアム会員になってからチケットは申し込む。

②先行違いのチケットは再度申し込みをする。

こんなの公式ちゃんと読めばわかるわ!って感じですが、私と同じようにチケット欲しさに先走っちゃう人もいると思うので(笑)私のミスが誰かの役に立てば嬉しいです!

 それではまた!

4ヶ月ぶり、科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』改変 いくさ世の徒花の記憶

科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶

 

結構前の話ですが、刀ステ見て参りました。

約4ヶ月ぶりの現場でした、劇場に帰ってこれるまで長かったなぁ。

そしてやっぱりここが私の生きる場所だ・・・と、生きる実感を得ました。

 大楽を無事迎えたので感想を書いていきますね。

 

 

コロナ対策

 

まず会場入るまでにここは検疫場か?ってくらい関門がありました。

手、靴の裏の消毒をして検温、その後自分でチケットのもぎり(電子、紙どちらも)

をしてようやく中に入れました。待機列ももちろん前の人と間隔が空いてます。

 

劇場内の座席は前後左右席が空いてたのでキャパは半分でしょうか。

エーステだと1列10人だったのが、今回の刀ステは間隔を開けて1列5人でした。

座席の列数や、ブロック数は変わらないのに随分と様変わりした印象を受けました。

 

 

さして何よりも静か!!!!開演前のソワソワした会話が全く無い。

でも、刀ステだとその静けさも良い緊張感になってたりしました。

 

さらに一番コロナ対策で驚いたのは、

舞台上で常に役者同士のソーシャルディスタンスが保たれていたことです。

 

今回殺陣も普通にあったから導線を考えるのマジで大変だったと思います、あれは相当計算されてるだろうな。

 

最後はカテコなしで規制退場。最初から最後までものすごくしっかり対策をされていました。

 

 

 

本編全体

考察なんて大それたことはできないので、ここからはただ感想を書いていくだけです!!見たのがわりと前なので、セリフは一言一句あっているわけではありません。おそらく脳内補完されてしまっているところもあるかと思います・・・。

 

今回の改変は綺伝に行く前のプロローグって位置付けでしょうか。

物語の大筋は特命調査の回想録でした。”別の本丸”で行われた慶長熊本への特命調査日記を今の本丸(刀ステの世界)の刀たちが読んで、自分たちの調査と相違点を挙げていくという流れです。

 

とりあえず、一言述べるのであれば

歌仙!!!!!あんたカッコいいよ!!!!!!!!

です。今までは結構「雅じゃないね(呆れ顔)」とかいいながら飄々としているイメージでしたが今回は「文系といえど僕は之定だからね」の歌仙が全開って感じでした。(伝わるこれ?笑)

 

今回は歌仙だからこそ出来た舞台でした、必要とされていたのは歌仙だった。

 

細川忠興ガラシャ

 

互いを強く思うのは愛ゆえなのか、それとも愛し過ぎてしまった故に憎しみに変わってしまったのか。愛と憎しみは紙一重、という言葉を思い出しました。

 

そして真相は誰にも推し量ることはできない。「記憶」とそれに結びつく「想い」は自身の中にあって他の誰のものでもない。忠興と玉の二人へは他人の見解を侵食させるまい、という一種の神聖さも私は感じました。

 

地蔵行平とガラシャ

 

クゥうううううう地蔵くんかわいいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^^

とキモオタが全開になるくらいに最高のキャスティングでした。

はぁ・・・・・・・・・ゆづくん・・・・。

 

地蔵行平は本来は倒すべき存在のガラシャ様を庇い続けます。

きっと、刀剣男士である彼には目の前にいるガラシャ様が正史のガラシャ様でないことは気付いていると思います。それでもガラシャ様を助けずにはいられなかった。

 

そんな地蔵くんにガラシャ様はこんな意味合いのことを言ってた覚えがあります、

「刀が背負う物語があるから心が左右される」

でもこれ、人の形という器がなければこんなことはなかったはず。

 

物だった頃には心はなかったのに、刀剣男士になったから昔の記憶を残したまま、審神者の歴史修正を阻止するという命で昔の主人と対峙する場面も出てくる。

そう考えると刀剣男士はとても悲しい存在なのではないかと私は思えてきてしまった。

 

地蔵くんは最後、地に伏せて悔しそうに、「僕の思いもまた徒花だった」と言います。

そのシーンが頭から離れません。

 

「玉様も、そたなの想いも誰も推し量ることはできない、」

と歌仙は地蔵くんのセリフを受けて最後に結びます。

その通りなのです、あくまで私たちも語られる物語を聞いて、見ているだけので正確にその想いを知ることはできません。

 

物が語る故に物語。でもその物語はどんなに大切にしたい記憶であろうとも刀剣男士である限り、時には切り捨てる必要がある物語。

今回の刀ステを見て初めてなんだか悲しいな・・・と思いました。

 

 

時間軸で気になる点

 

これは公演終了後に急いでメモったことなので不確定だし、ただの私の独り言に近いです。

とりあえずメモとしても残しておきます。

 

①今回の刀ステは違う本丸の特命調査の「記憶(記録)」を見ていた、本来の綺伝で語られるのは慈伝?維伝?どこから繋がる本丸での特命調査の話?

 

維伝→改変(日記の中の別の本丸の話)

慈伝→綺伝 って繋がる可能性ある??

 

黒田孝高が持つ違う時間軸の自分の記憶

 

放棄された世界では起点と終点が決まっている同じ一本の線を何度も何度も繰り返しているのに黒田は違う自分の記憶がある→時間軸に歪みが生じている?

 

③三日月が結の目になってしまってループするのはなぜ?

三日月は本当に刀剣男士?本来いるべき時間軸はどこなの?三日月の起点とは??

 

④特命調査で行った、放棄された世界の歴史上の偉人は刀剣男士を認識しており、そしてこの世界のカラクリをわかっている。なぜそれがわかる??そしてなぜそれが刀剣男士側では今まで解明されてこなかった?

 

 

 

 

 

最後に、このような状況の中開催に至るまで本当に大変だったと思います。

でも幕がいざ上がるといつもの刀ステでした。

ソーシャルディスタンスを保つために殺陣もエアーでしたが、みんな本当に上手だった。

エアーの殺陣は人とやるより、完成度を高めるのが難しいと思うのですがそんな心配いりませんでした。

 

そして綺伝を絶対にやってやる、という強い意志も最後の歌仙のセリフから伝わってきました。まさに、「また、いつぞやはじめよう。」と言いたくなった!

 

みなさんお疲れ様でした!!!本当にありがとう!!!

 

 

と、感想を書きつつ公式見たらなんと次回作情報が!

大変なことになりますね!!そのころまでにコロナは滅亡しててください!

 

それではまた! 

 

 

 

ここらでリモート配信の感想を

リモート舞台の感想

こんにちは、こんばんは。

ここ最近、エンタメ活動も徐々に復活しつつありますね。

中でも配信形態での演劇が一気に普及しました。

 

何本か見たのでここらで感想をまとめていきます。

 

 

 

うち劇『サイレント・ヴォイス

チケ代:3000円

視聴デバイススマホ

 

私にとってこれが初めてのリモート観劇でした。

仕事がありリアタイできなかったのですが、アーカイブ機能がついてたので助かりました。

ただ、その日中だったのでダッシュで帰って駆け込みで視聴た記憶が。笑

出演者は3人で、それぞれ別の部屋で演技をしているようでしたね。

 

率直な感想は「想像してたより入り込めたな、」でした。自宅だし気が散っちゃうかなぁと思っていたのですが、俳優さんたちの本気の演技にまず引き込まれました。

 

劇場ではない分、気持ちを作ったりするのも大変なのかなと思ったけど、そんな中途半端なことはなくてみなさん迫力ある演技でした。

稽古もリモートでやっていたみたいなので、掛け合いとかも普段とは勝手が違う中これだけのものを作り上げたのは役者個人の力がちゃんとあるからなんだと思います。

 

背景などは合成されて、場面が変わるごとに背景と役者の位置が調節されていました。

画角が変わったりはしなかったのでカメラは固定のものが一台なのかなと。

役者同士の台詞のタイムラグや、映像の乱れもなかったのでストレスフリーで見れました。

 

Online Reading『 百合と薔薇』

チケ代:610円

視聴デバイススマホ

 

推しのBL作品を見るのは初めてでドキドキしていましたが、キュンキュンってよりかはコメディ要素が多くて大変面白かったです。

 

こちらもうち劇と同じく役者同士は別の空間にいるようでした。カメラも固定だったので画角は変わりません。ただ画面の切り替えや、照明が凝っていて普段から配信を主軸事業にしているだけあるなと感心しました。

 

あと何より画質がめちゃめちゃ良い、こんな安くていいの?って感じでした。

3本見た中でダントツで画質がよかったです。

 

普通に私はBLも好きなので、キャラが可愛くて時折ニヤケが止められてなかったです。

劇場で見てたらひどい顔を晒していただろうなと思ったので自宅で見られてよかったなと思いました。笑

 

ひとりしばい〜断〜

チケ代:3000円

視聴デバイス:PC

 

演者からの脚本家逆指名という何ともアツい企画。

しかも、劇場から生中継でカメラ12台という豪華な体制でした。

 

お芝居自体は50分くらいで見てる方からすると短いのですが、何と言っても一人芝居ですからね。役者の方はそれはそれは大変そうでした・・・。

 

私が見た内容はまさにこのコロナ禍を題材にしたものでした。どんな話だったか一言で表すのは非常に難しい。ただ、ウイルスという敵を前にして人の力でどうにかしようには限界があること、うまくいかないもどかしさ、その中で何とか希望を見つけようと足掻く人のお話でした。

 

その姿は今の私たちでもあり、演劇界の皆さんの心のうちでもあり、世界中の人の気持ちでもあるのかもしれないです。

 

お芝居と映画のような圧巻のカメラワーク、そして演出と脚本どれをとっても素晴らしく良いものを見させてもらったという気持ちになりました。ただ、画質はあんまりよくなかったかな。笑

 

リモート配信って特典としてアフトが付いてるのがほぼなのですがお芝居が終わった後、エネルギー使い切ってヘトヘトになったオフの推しを見れるのが貴重なので個人的になんか嬉しいです笑

本来は舞台袖で見せているであろう顔を見れるのはいいですね。こういう役と本人の切り替え姿に弱いんですよ私は。

 

3本まとめましたが、ざっくりいうとリモートもなかなか面白かったなという感想でした。

ただ、劇場で見れる日がいつか来るという前提があるから楽しめた、という点があるのも否めないです。これから配信が中心になるよ!って言われたらちょっと苦しいです。

 

コロナもまた雲行き怪しくなってきましたが、7月から劇場で上演する舞台はどうなるんでしょうか。私もすでにチッケトを確保した作品があるので早く現場に行きたいなと思う限りですが、先の事はわからないですね・・・。

 

情報解禁されたものに関しては信じて粛々とチケ取りしていく次第です。

 

あ、そうエーステ冬単独開催おめでとうございます!!今世紀最大に嬉しいお知らせでした。

銀河で1週間、しかも座席の間隔を開けるという現場至上主義の私にとっては絶望的なスケでしたが、どうにかもぎ取るしかないですね!!!!!

オタク各位チケ取り頑張りましょう!!!!