深夜の暇つぶし

まだ寝たくない夜ってあるよね

季節は巡る、MANKAI STAGE 『A3!』〜Four Seasons LIVE 2020〜

Four Seasons LIVE 2020 

 

こんにちは、こんばんは。エーライに行ってきたわけですがあまりにも色々な思いがありすぎて「さてなにから語ろうか、」状態です。

まずはとにかく無事開催おめでとうございます。いつ中止になってもおかしくないこの状況で稽古から本番まで駆け抜けてくださった関係者の方々に感謝です!

今回はライブ1部、2部に分けて感想を書き綴り、あとはシャッフル稽古の4演目についてそれぞれ感想を書いていこうかなと思います🎶

カンパニー箱推しすぎて愛が止まらないです。

 

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ガーデンシアターの入場口にキービジュ並んでるのが良き

 

 

1部 

OP

オープニングのダンスから痺れましたね!特に秋!!カッコよすぎです!どの組も良いのは当たり前なんですが、秋の入りのメロディーとダンスが脳裏に焼き付いて離れません。

 

MANKAI STAGE!

リーダーズ4人の大切に噛み締めるような「咲きたい」から始まり20人揃ってのMANKAI STAGE!は壮観でした。全員がこの曲を歌う瞬間を迎えられてよかったです。しかも、何人か歌詞変わってましたよね…?ちゃんと今のキャラの心情になってた。私が気がついたのは至さんと十座の歌詞、

至さん「心から熱くなる思いがオレにもあるかな」→「心から熱くなる思いに気づかせてくれた」

十座「不器用で乾いた心を変えたいんだ」→「不器用で乾いた心を変えてくんだ」

2人とも不確かだった気持ちが季節を巡り、確信に変わった歌詞になってました。MANKAI SELECTIONのアルバムでも2人の歌詞は以前のやつだったので、ライブ限定で変わったのかな?なんだか一緒に時を過ごしてきた感じがわかっていいよね、こういうの弱いのよオタク。

 

13月は君の夢

めっちゃいい曲!本当はコーレスめちゃめちゃしたかったし、振り付けも恐らくあったんだろうなぁと思うような感じでしたが、役者たちがみんな盛り上げてくれたので声が出せなくても楽しかったです。僕らの隣には君がいる、ってあ〜〜もう最高!まだまだ物語の途中なので私は拍手を送り続けます。

 

寸劇①

1部は一成が作ったカンパニーのアルバムを見て振り返ろう!という流れでライブが進んでいきました。このアルバムって冬単で出てきたやつですよね…?私はこの演出に舌を巻いてしまいました。

アルバムが冬単で出てきたとき、それをもっとよく見せてくれ!!!!!って私は双眼鏡でガン見してたのですがまさかライブに繋がってこんなじっっっくり見せてくれるなんて………。素晴らしすぎる演出に胸が熱くなりました。

そして振り返りは春夏、秋冬公演から2曲づつ。ただ同じ曲をもう一度やるだけでなくて間のセリフは時間軸が進んだセリフに変わってたのでセリフも演出ももう一度考えて直してくれたんだって感動しました。

 

GOD座パート

ルシファー衣装の秋冬ブルスマ凱旋verが主軸メロディーですが、すっかりアレンジされててもはや別物。GOD座ってこういうコンセプトなのかって改めて理解できました。圧巻でしたが、もはやギャグか?ってなるくらいの聞こえの良い言葉の羅列に笑ってしまいました笑

なぜ、ファビュラスだけカタカナだったのか。

寸劇②

マンパニ全員の集合写真を撮ったある日のこと、という寸劇で2バージョンありましたがどっちも面白かったですね笑

綴パネルが進化して再来したのも、丞の怪談もギャグすぎて楽しすぎた。マンパニの日常ってあんなに騒がしくて楽しいのかって愛おしくなりました。

 

単独公演からの選曲

ザ・クードがまた見れたのと、紙飛行機に円のアンサーパートが入ってたのがエモすぎて泣きました。円役のうさたくは歌うますぎる。

あと冬組の僕らの距離ね、この曲本当に大好きなんですが、何が好きかって紬の優しい歌声ですよ。荒牧さんが本当に歌が上手くなったというのと、紬の優しい声のまま包み込むように歌ってくれるのが心地好くて大好きです。

友人もこの紬の歌声を大絶賛してくれてて私は嬉しいです。他にもこの曲オキニって方いませんか??いますよね。

 

寸劇③

咲也、お願いだから泣かないでくれ。カントクも爆泣してしまったよ。あとルーキーズ来るんか??左京さん言うたな??お願いだからステ2部の情報解禁を公式にしてくれないだろうか?

 

換気タイムという名の天パヤンキー漫才

ただの換気タイムにしない!それがエーステ!!!!これも2パターンとも面白かった笑

セッキョーとかダブルマックスとか過去のやつ出てくるとオタクは沸いちゃう。しかもダブルマックスとか非公式だよ!?!(迫田にも言われてた)オタクはパニックパニックプチパニック!って感じでした。

あとやっぱGOD座はネタ枠なんじゃねーか??愉快すぎて好きになっちゃうよなこんなん!

 

 

2部

ブランニュー

ライブ衣装で再登場、ブランニューからのスタート!「新しい季節に今名前をつけるなら君がいい」っていう歌詞が本当に天才だと思うのですが皆さんどう思いますか?

 ブランニューが歌い終わったら紬が出てきて各組の歌パートなるんですが、このセトリがもう最高だね!!!なぜ冬から始まるんだ?と初日思ってたのですが、他のカントクさんのツイートを見てなるほど!ってなりました。

エーステ製作陣はなんでこんな天才しかいないんだ?最高だな。

 

各組テーマソング

どの組もパフォーマンスが最高なのは当たり前なのですが、中でもエッッッモ!ってなった演出が春の「家族みたいに笑えるから」っていう振り付けと、夏の円になるダンスのとこでみんなで掛け声してるところ、秋のエモーショナル爆発のアツイ歌声とダンスあと衣装が胸元空いてるとこ、冬の「もう一度転がしてゆこう、その先で描いてゆこう」の振り付けと大楽で抜かれた誉さんの「天使のような笑顔を」ですね。天使でしたね。

 特に夏の掛け声はあれキャスト陣のアイディアなんじゃないかな〜と勝手に思ってるんですがどうなんでしょう。キャスト陣が特に仲の良い組だしありえるかなと。各キャストの振り返り配信とかでぜひ裏話聞きたいです。

 組が変わる時にバトンタッチする時もみんなそれぞれ可愛すぎて本当に目が足りない。冬から春に切り替わるとき、紬が桜の花びらをキャッチしてるのも、テンアテを一緒に踊る秋組もそのあと天馬とグータッチしてる万里も一瞬一瞬が尊い時間でした。

 

スペシャルメドレー!!

最後怒涛の盛り上がりパート!楽しすぎてワキワキが止まらんでしたね!!!!!ヤクザの常識で東さんのパートが残ったのが嬉しかったです、もう漢全開であれを聞くのが毎日楽しかった笑

秋単ですっかり気に入ったヤクザの常識がもう一回聞けてテンションマックス上がりした。

さんかくファンタジーではカンパニー全員出てきて、しかも雄三さんの音源も入ってて心が暖かくなりました。

 

ブルスマ

ラストは安定の。冬単ではできなかったので今回一緒に振り付けできてよかった!

前後左右空いてて結構ゆとりある空間だったので快適でしたし、実際周りの方が踊ってても全然ソーシャルディスタンスが気になる距離にならなかったので鑑賞環境は大変ありがたかったです。

ここも目が足りない事件起きちゃってましたが、目をかっぴらいて色んな人を見てほのぼのしてました。かわいいね〜みんな〜〜

 

アンコールでショーマス

ラスサビでステージ中央に全員集まって歌うのですが、眼前に推ししかいねぇって感じで幸せ空間でした。咲也があまりにもリダズから愛されてて幸せで泣いた。

 

劇中劇

 ロミオとジュリアス

紬がジュリアスだよ〜〜〜〜うお〜〜〜!!似合うに決まってんジャーーン!しかも太一となんて原作3部を感じさせる配役ゥゥ(関係ないと思うけど)あと東さんの神父から色気が半端なく漏れていたのですが、仮死薬を2人に渡して口止めするときセクシーすぎてびっくりしました。

心の声パートはありませんでしたが心の歌パートの歌詞が春夏とは変わってましたね。同じものではなくて前回と変えてくるっていうの心臓に悪いです。大好物ですが。ずっとこのカンパニーにいたい、って歌詞に変わってましたね。それは頼むから居てくれ。

 

Water me!

春単漫才コンビ2組とうえちゃんという面白くないわけがないメンバーでしたが、期待を遥かに上回った面白さでした。あとビックリしたのはビジュアル。アリババとシェヘラザードのビジュアルが良すぎて初回は見終わったあとうわ言のように顔がいい…顔がいい…と呟いてました。アリバ万里さ、あれワクワクザフラ紀行のSSRの顔面してなかった??出てきた瞬間ザフラのSSR万里やんけ!!!!って思ってしまいました。ステショ絶対出て???買うから。

どの回も面白かったのですが、やっぱ一番は大楽じゃないですかね。起爆剤のシトロンが王様を組長とか言い出すから急に任侠千夜一夜物語が始まった笑

あのメンバーだから生み出されたし、最後まで成立したお芝居だった。中毒性がありすぎる演目でした。

 

なんて素敵にピカレスク

本田プロ〜〜〜〜〜〜〜〜ありがて〜〜〜ありがてえよおおおおって気持ちで見てました。秋冬のピカレスクの最初の登場シーンが大好きで、あそこは何百回でも沸ける瞬間ランキングに入ってるくらいなんですが、今回の1人づつライティングもカッコ良すぎて腰抜けました。ダンスもかっこいいし、演技も最高すぎる……うう…

特に幸ちゃんが演じるベンジャミンに私は胸打たれました!あれは幸ちゃんにしか出来ないベンジャミンだったなと。セリフの語尾が太一の役作りとは違くて強めだったところとか、頭突きをお見舞いしてしまうところとか、ルチアーノのランスキーを見る強気な目とか身体が弱くても自分がベッドから出ることを決して諦めていないベンジャミンに見えました。それは負けず嫌いで勝気な幸ちゃんだから出来る役作りだと思いました。

こういう発見があるから舞台ってやめられないよね!って改めてワクワクした瞬間でした。

 

天使を哀れむ歌

むっくんと十座の従兄弟コンビで主演、準主演っていうのにまずジーンときた。主にこれはミカエルの役作りの違いについて書いていきます。

紬のミカエルは人間に恋をしてまさに盲目になってる状態だと思っています。何がなんでも自分が好きになった人を守りたいという芯が見える。だから、最後のラファエルとの2人のシーンでもとても穏やかな顔ですでに覚悟が決まった一定のトーンで返事をする。彼女に対して一生懸命でそこに強い意志を感じられるから力強く、でも柔らかいという細かい心情の揺れを表すのは繊細な紬にしかできないミカエルでした。当時は周囲の友人天使達がミカエルを憐んだ「天使を憐む歌」という演目だと思いました。

 一方でむっくんのミカエルはみんなに対してとても慈愛に溢れたミカエルだった。ラファエルとの2人のシーンではもう二度と天界には帰って来れないことに少し悲しさや怖さもあるんじゃないか、という迷いも「うん」に込められていたんじゃないかと思った。さらに印象的だったのはラファエルに対して跪いて感謝を述べるところでした。このやりとりを見て、この「天使を憐む歌」はミカエルが自分自身と置いてけぼりにする友人達両方を憐むというような意味合いでも取れると思いました。

自分が一番大切にしたいことは彼女の幸せだけど、自分のことを大切にしてくれていたラファエルやウリエルのことも考えるとっても周囲のことを大切にするむっくんらしいミカエルだと思いました。

私の妄想が多すぎる解釈かもしれませんが、同じ演目でもこんなに違うのか!と一番感動しました。

 

自分語りタイム

私がエーステに出会って劇場に足を運び出したのは秋冬からでした。以前も書いたけど、春夏の時はアプリも放置しちゃってA3!熱は正直冷めてた。でも秋冬に推しが出るってなって急いでまたアプリも復帰して読み直したり、2部を開けているうちに莇くんという新しい推しに出会ったりとまた私のオタク人生が広がっていきました。

そして秋冬の幕開け、あまりの面白さに私はあの時何度でもこの舞台が見たい、という気持ちに本気でなりました。チケ取りが本当に難しくて嫌になる時なんて数え切れないくらいあったけど、それを乗り越えられたら心から幸せな気持ちになれる作品が待っていると思うと頑張れました。入れた日は毎回違うところで感動したり、新しい発見があったりと一度ととして同じ舞台はない、という感覚を改めて実感した秋冬公演でした。

 

そして始まる単独公演。

良き出会いに恵まれ、就活中の心の支えになった春組単独

あまりの楽しさと感動に急遽長岡まで飛んだ夏組単独

色んな人と連番して、最後はコロナに怯えながら駆け抜けた秋組単独

一度全てが白紙になり病みかけながら再度挑み掴んだ冬組単独

 

エーステがあったから頑張れたとか、連番も遠征も楽しかったなぁとか私にも単独ごとに深い思い入れがあります。エーステの曲のテーマは「繋がり」らしいのですが*1、一緒に季節を巡ってきた思い出が繋がりを意識した曲だけでなく演出によって一層際立って、あまりにもエモくなってしまいました。改めてエーステがキャストや関係者含めた製作陣に愛されていることを感じたし、作り手に深く愛される作品に出会えてよかったと思いました。

 

エーライ期間中、毎日が楽しくて楽しくて夢のような時間でした。しばらくロス引きずると思いますが、季節が巡ったということはまた新しい季節がやってくるということです。仮に2部がステに来るとしたら、今度はマジの推しキャラが来るので色々備とかなければならないですね。楽しかった思い出を胸に明日からまた頑張る糧にしていきます。

 

冬単独の感想ブログと同様鬼長くなりました。笑

それではまた!

 

*1:エーステの楽曲を手がけるYuさんがTwitterで仰ってました