深夜の暇つぶし

まだ寝たくない夜ってあるよね

金木犀の花が咲く頃にまた、MANKAI STAGE A3!〜 AUTUMN 2020〜

MANKAI STAGE A3!〜 AUTUMN 2020〜

こんにちは、こんばんは。いなくなれ!コロナウイルス

私は現場が生きがいタイプのオタクなので、コロナウイルスのおかげでイベントや現場が次々と消えていき悲しみにくれています。

学生最後の長期休みに目一杯現場入れて楽しむ予定だったのに…。

健康第一だし、騒いでも仕方のないことなので切り替えていこうと頑張っているところです。

 

舞台も急に千秋楽を迎えてしまったり*1、公演直前に中止が発表される*2など様々な苦しい現状の中、本日の大千秋楽まで走り抜けてくれました。そう、エーステ秋単独。

みなさん本当にお疲れ様でした。

 

大千秋楽を迎えたのでここからは心置きなく感想を書き散らしていきます!

※ネタバレ要素しかありません

 

OP

初っ端からからいい意味で裏切られましたね!!!

ゲネの動画をみてBrand New Worldが春夏とは別物になってて驚きましたが、現地で見たときに低音が響くのが気持ちよすぎて「かっこいいね〜〜〜〜!」としみじみ感じ入った。

5人それぞれがバラバラの方向を向いてポートレイトの時のセリフから始まるのですが、だんだんみんなが中心に集まって万里の熱いセリフでBrand New Worldに突入、秋単独スタートって流れがアツすぎて初日は開始5分くらい泣いてました。

仲間と書いてライバル。そんな秋組が目の前にいた。

一幕『異邦人』

暗転してる中バイクの音だけが響いて始まるのエモくない!?!

秋単独を見て終始思っていたのが、不器用な男たちがあまりにも愛おしいということ。

夏を直前に見てるからこそ、夏だったらハッキリ面と向かって喧嘩して分かり合えるんだろうなって部分も秋組のみんなになるとそうはいかない。

しょーもない喧嘩は四六時中してるのに、大事なことは頭ではわかってても面と向かって言えない感じが愛おしいなって思った。

 

あとは天馬のリーダー論が素晴らしすぎて成長したなぁ、と涙しそうになりました。

「今回も必死になれよ!」ってあんなに正面から堂々と万里に言えるのは天馬しかいないんだよなぁ、そして「向き合い方に正解なんてない」って言い切って伝えるのも万里には刺さるとおもうんだよね。万里は自分に自信があるからこそ、自分の中で処理しきれない、よくわからない道を進むときにすごく怖くなるんじゃないかな。そこを天馬が単独を終えた経験者として背中を押してくれるのがすごく好き。

もう一つ、臣くんと太一が海に行くシーンの太一の気遣いは天下一品だと思うんです。

きっと誰より秋組にこだわっていて秋組のメンバーのことが大好きな太一だから出来たことだよ~~。「楽しかったことも全部なかったことにしちゃダメっすよ」って、このセリフ前シーンの十座のセリフと含めて考えるとまたエモさが一段階あがる。後ろめたい過去と向き合えずにモヤモヤしてた臣くんは4人それぞれが考える「向き合い方」に助けられて自分を乗り越えられたんだと思いました。

臣くんの「秋組のことが大好きだ」ってセリフ、ゲーム内だと太一とバイクに乗ってるシーンで言ってるんだけど、エーステでは海辺で二人で肩を並べてその想いを分け合ってるのが大変良い、なんだかんだ言って秋組のことが大好きなのはみんな一緒だもんね。

 

劇中劇『異邦人』

カッコいい~~!秋組の十八番はアクション演劇だって意味がよ~くわかりました。

ゼロがヴォルフのことを想う時の表情や、ドムに諭されている時の表情、赤澤くんの演技力の高さに特に驚かされました。

そして最後のJust for my selfのダンスが激しいのなんの!

臣くんタッパがあるから自分の長い手足動かすだけでも大変そうなのにあんなに早くて激しいダンスを踊れるのすごい、しかもかっっっっこいい。狂狼の強さを見せつけられました。

 

終演後に那智の両親からの手紙を見て泣く臣くんを他の4人が遠くから見守ってるシーンがすごく好きです。すぐに駆け寄らないで、ちょっと一人にさせてあげてそのあとみんなで駆け寄るけど言葉数は少なくポンと背中を叩いていく姿にすごく秋組っぽさを感じたシーンでした。

 

二幕『任侠伝・流れ者銀二』

雨の音から始まるのエモい!!!!(二回目)

ヤクザの常識の歌が大変耳に残るし歌いたくなる、質素倹約節制生活に続き天才の歌がまた誕生しましたね。

二幕を表す言葉ってなんだろうと考えていたのですが、支配人の言葉が一番当てはまるなぁと私は思いました。「古市さんはもう1000万の借金取りじゃなくて、立派なウチの劇団員ですからね!」この言葉、すっごく胸に刺さって思わず涙が出ました。

左京さんがいかにマンパニで愛されていて、左京さんがいるマンパニをみんなが愛していること、それが見えた二幕だったかなと。

 

あとすごい個人的な感想なんですけど、銀泉会の会長が「今日からお前は俺たちの家族だ」って言って左京さんを拾うシーンを見て勝手にめちゃめちゃエモくなってました。

ゲーム内で左京さんが銀泉会の会長に拾ってもらったあと「一番最初に任される仕事が子守りだとは思わなかったがな」って言ってたので家族に背を向けてた左京さんが、組長の息子を託されることで家族の仲間入りをしたのかぁ、と。しかもそれは当時2歳くらいの莇くん…。今回、十座の口から九門の名前が出たのもあり早くルーキーズをステで見たいなとも思いました。

 

十座の「わかんねえけど、愛ってやつなんじゃねえですか」っていう時の表情がスーパーキュート。難しい顔して、でも全力でぶつかっていく十座がまっすぐで眩しかったです。

 

劇中劇『任侠伝・流れ者銀二』

これはもう、左京さんの一人勝ち*3で解釈間違い無いです。舞台の上で思う存分ワガママしてました。それに食らいつく秋組のみんなもすごく良かった。

正直、ゲームで見たときは銀二の演目自体にはそれほど惹かれていなかったのですが、めちゃめちゃかっこいいじゃんこの舞台!?!?と大好きになりました。2.5次元化の醍醐味ですね。

やっぱ生身の人間が演じると迫力や言葉の重み、空気が伝わってくる。

憧れていた舞台の真ん中に立って、全身全霊で銀二を演じる左京さんの姿は胸に迫るものがありました。

あと今回は支配人に2回泣かされましたね。雄三さんは確かにあそこに存在していました。

ED

異邦人のエピローグで5人の集合写真を撮らなかった代わりに最後の最後に持ってくる脚本家、亀田さん天才です。みんなの居場所になった秋組、愛おしさしかない。

すっかり臣くんガチ勢になったリョウと迫田の絡みはほっこりするを通り越してやかましかった笑。二人とも可愛い!!

 

oneXoneを死ぬほど楽しみにしていたオタクなので凱旋を待ちわびていました。

最高でしたね!?!???まさかラップパートから入るなんて思ってなかったから、あまりのかっこよさに興奮して手の震えが止まりませんでした。マジで。

あとは凱旋の途中からコロナウイルスの感染拡大防止のために客降り演出がなくなったのですが、その代わり「The Show Must Go On!」を追加で歌ってくれてもうエーステに感謝の気持ちが溢れて止まりませんでした。

最後の最後まで楽しいを更新してくれる作品に出会えて幸せです。

 

滝口さんの突然の訃報から始まった秋単独、雄三さんの代役を立てないで演出を変更して続けてくれることになったけどきっと私は舞台上にいないのを見たら泣いてしまうんだろうなって思っていました。けれど、幕が開けてみると雄三さんは確かにそこにいました。居たんです。

ありがとう、私も頑張るね、MANKAIカンパニーのことをずっと見守っててね。って自然と思いました。最後はコロナウイルスの影響でまたもや苦渋の決断に迫られたと思いますが、続行という形をとってくれて本当にありがとうございました。

周りが中止にしてる中続行したのはきっと会社の運営方針的には良くない(ブラックみを感じる)けど、オタク目線では大感謝でした。

大楽後もキャスト、関係者の方や観客の皆様に何事もないことを本気で祈ります。

 

私も質素倹約節制生活ならぬ、手洗いうがい滅菌生活を心がけます!!!!!!

健康に元気にオタクしていきましょう!!

 

エモーションが高まりまくる熱い秋をありがとうございました!

いつも以上にポエミーな感想になっちゃった!笑

 

それではまた!

*1:プリズムの輝きの舞台とか

*2:推しの舞台、遠征組はもう地元出た後の人が多かった

*3:ニコ生で推しがそう見解を述べていた